◯認知症の理解とケアについて
訪問介護部門で予防知識研修を実施しました。
〈講師〉主任サービス提供責任者 鈴木寿栄
・個別援助報告&相談
今回は、認知症の理解とケアについて学びました。
<認知症の症状>
・記憶障害・・・物忘れなどで生活に支障を来たしやすい。
・見当識障害・・・今がいつか(時間)、ここがどこか(場所)わからなくなる状態。
アルツハイマー型認知症の方は起こしやすい。
・せん妄・・・ある時急に落ち着きがなくなる。つじつまの合わないことを言ったり、興奮する状態。アルツハイマー型、レビー小体型認知症の方に現れます。
・幻覚・・・実際に存在しないものを見たり聞いたりする状態。レビー小体型認知症の方に初期の頃からみらます。
・錯視・・・ものを見間違えること。レビー小体の型認知症の方はよく経験されます。
<困った症状(周辺症状)>
・暴言、暴力、拒絶、妄想、睡眠障害など。
<困った症状(周辺症状)の原因>
・心理的要素・・・不安、さびしさなど。
・身体の不調・・・脱水、発熱など。
・薬の影響
・周囲の働きかけの問題・・・いきなり手をつかむなど。
私たちヘルパーは利用者様の生活歴、生きてきた過程(どんな人生を歩んできたのか大切にしているもの、こだわりなどを)を知り、尊重し、気持ちを理解しながらサービスを提供しなければならないと思いました。また、利用者様を知ることでコミュニケーションが取れ信頼が出来、サービスがスムーズに遂行出来る事も分かりました。